「Alumni Voice」卒塾生が語る、私の原点
Alumni 05
島貫 真亘さん
(ビジネス・デザイナー)
Miku Maeda
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「挑む勇気」が 道なき道を切り開く。

ぼくの使命は、企業の課題を見つけ、 新たなチャレンジを提案することです ぼくの使命は、 企業の課題を見つけ、 新たなチャレンジを提案する ことです

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——現在の仕事について教えてください。
広告代理店のビジネス・デザイナーとして、企業ブランディングや事業変革のサポートをしています。企業が抱える課題というのは、わかりやすいものばかりではありません。現状をしっかりと分析し、ともに悩み、議論を交わしながら解決の糸口を探り当てる……日々、難題に挑み、越えていくために試行錯誤を繰り返しています。

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——どのようなところに仕事の面白さを感じますか?
「事業をどう成長させていくか」を経営者と同じ目線に立って考えられるというのは、他の仕事にはない醍醐味だと思います。これからも、さまざまな業種の方と関わるなかで経験を積み、課題に対するアプローチの幅をどんどん広げていきたいです。

挑戦を楽しむ“攻めの姿勢”こそ、 ぼくの考える“早稲アカらしさ”です 挑戦を楽しむ“攻めの姿勢”こそ、 ぼくの考える“早稲アカらしさ”です

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——早稲田アカデミーは、どんな塾でしたか?
ぼくは高校受験を目指して3年間早稲田アカデミーに通いましたが、一番印象に残っているのは、先生と生徒の「熱さ」ですね。ただ教える・教わるというだけでなく、そこには強固な信頼関係がある。先生と生徒でコミュニケーションをとりながら授業が展開するので、毎回とても新鮮で、塾に通うのが楽しかったのを覚えています。もちろん、授業は非常にわかりやすかったです。どの科目もしっかりと体系立てて教えてくださったので、高校・大学に進学してからも、学んだ知識をスムーズに吸収することができました。

「チーム」としての推進力が、
成果を決める。

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——仕事においても、やはり「信頼関係」は重視していますか?
ビジネス・デザイナーの仕事において、クライアントやプロジェクトメンバーとの信頼関係は不可欠です。なぜなら、高い壁を乗り越え成長していくためには、チームとして課題に向き合う必要があるから。振り返ってみると、早稲田アカデミーの先生たちは、そういう「一体感」を高めるのが本当に上手でしたね。受験は本来、一人ひとりの戦いです。でも、自分と同じように目標に向かって努力している仲間がいる、支えてくれる先生がいると思うと、全然苦ではありませんでした。チームでなら、難局も楽しめるし、“攻めの姿勢”で挑戦できる——早稲田アカデミーで培われたマインドの上に、今の自分があると感じます。

自ら退路を断ち、海外へ。 無謀とも思える挑戦で、見える世界が変わりました 自ら退路を断ち、海外へ。 無謀とも思える挑戦で、 見える世界が変わりました

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——高校を中退し、海外の大学へ進むことを決めたのはなぜですか?
高校では楽しい毎日を送っていましたが、次の明確な目標を持たないまま日々を過ごしている自分に、次第に焦りを覚えるようになりました。「もっと新しいことに挑戦したい」。その一心で、思い切って3年生のときに高校を辞めました。そして、新たな環境に身を投じるため、海外の大学へ進むことを決意したんです。

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——進学先はどのように決めたのですか?
まずは世界中の教育事情を調べ、良いと思った大学にとにかくメールを送りました。とはいえ、自己紹介と「そちらの大学で学びたい」という文面だけでは、当然なかなか受け入れてもらえず……。そこで、今度は現地に赴いて直接交渉することにしました。いろいろな国を巡り、あちこち交渉して回って、ようやく迎え入れてくれる大学に出会えたときは本当にうれしかったです。

日本の良さを、世界中に伝えたい。

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——大学での経験は、今の仕事にどうつながっていますか?
海外での生活は初めてだったので、あらゆる面で苦労しました。でも、それを経験したことで、日本の良さに気付くことができました。まだまだ日本には、世界に知られていないコンテンツや製品がたくさん眠っています。ぼくは、それらの魅力をもっと広く世界中に届けていきたい。働き始めたときも、今も、変わることのない思いです。

失敗も糧になると知っているから、 “霧の中”でも前進できるんです 失敗も糧になると知っているから、 “霧の中”でも前進できるんです

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——課題解決を目指すうえで、大切なことは何ですか?
ビジネス・デザイナーは、たとえるならば「霧が立ち込める山の中で、クライアントとともに頂上を目指す」仕事です。冷静な分析と思考が必要なのはもちろんですが、それ以上に大切なのは、今まで誰も答えを出せていない未知の領域に飛び込み、自ら道をつくるんだという気概と情熱。そして、その挑戦を楽しむこと。それが、課題解決につながる原動力ではないかと思います。

“本気”が、一番格好いい。

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——このインタビューを読んでくださった方へ、メッセージをお願いします。
ぼくにとって一番大きな学びは、「正解が見えなくても、進み続けていれば道は開ける」ということです。がむしゃらでも、泥臭くても、一歩踏み出せば状況は必ず変わります。頑張ることは、格好いい——。本気で何かに取り組んだ経験は、その成否にかかわらず、人生の糧になるはずです。ぼくにそう教えてくれたのは、早稲田アカデミーでした。枠にとらわれず、勇気を持って、新しい世界にどんどん挑戦しましょう!

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Profile

島貫 真亘
(ビジネス・デザイナー)

大手広告代理店勤務。
2019年 Stamford International University卒業。