2024.09.06
【就活コラム】面接で何を話したらいいかわからない…
みなさんこんにちは! 早稲田アカデミー新卒採用担当です。
自分をPRするためのいわゆる「ガクチカ」。アフターコロナの時代に大学生時代を過ごしてきた就活生の皆様の中には、「ガクチカがない」「面接で話せるような経験ができていない」など不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
・企業は「派手な成果」を知りたいわけではない
そもそも企業が面接で知りたいのは、その学生が持っている「資質」が、求める人物像と合っているかどうかということです。「自己PR=いかに大きな成果を収めたか」と思われている就活生が多いと見受けられるのですが、実のところ成功体験だけを語られても、その方の「資質」は見えにくいものなのです。そのため、学生時代に華々しい成果を収めた方が必ずしも高く評価されるというわけではありません。
・「今のあなた」に影響を与えた経験は?
自己分析をしたり、モチベーショングラフを作成すると、今の自分の考え方や行動の仕方に影響を与えた経験が明らかになってくるはずです。その経験は、必ずしも結果として華々しい成果につながったわけでなないかもしれません。「こんなことを面接で話しても評価してもらえないんじゃない?」と思うかもしれません。ですが、地味でも失敗に終わっていたとしても、「長期的に取り組み、結果的にあなたの今の行動様式に影響を与えたこと」が、一番あなたをアピールするのに有効なエピソードなのです。
こんな話題を企業は聞きたい!
その方の資質が見えてきやすいのはこんな話題です。
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〇集団の中で頑張った話 △一人で頑張った話
〇苦労した話 △うまくいった話
〇義務でしたことの話 △好きなことの話
〇長期間の話 △短期間の話
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学生の皆さんと話していると、「ガクチカ=直近のエピソードを話さなければならない」と思っている方も多いと思うのですが、必ずしもそうではありません!高校時代や中学時代にさかのぼってエピソードを話していただいてもまったく問題ありませんよ。自分の価値観や考え方に影響を与えた「きっかけ」となる経験について、掘り下げて考えてみてくださいね。
・面接担当からのワンポイントアドバイス
①できるだけ具体的に・固有名詞で話してほしい!
学生の皆さんと話していると、具体的な経験のエピソードを「ぼかして(抽象的に)」話される傾向があるように感じます。これは、「こんなに詳しく話しても、伝わらないかな?」という思いによるものと思うのですが、むしろ逆なのです!人事は「あなたのことを詳しく知りたい!」と思って聞いているので、ぼやかさず具体的に話してほしいんです。アルバイト先のカフェの話をするなら、<〇〇駅の「〇〇」と言うカフェで…>と具体的に、サークルで開催したイベントの話をするなら、<「〇〇」というイベントを…>と固有名詞を使って話してOKですよ!
②形容詞ではなく、数字を使って表現しよう!
例えば、リーダー経験について話すときに、「野球部の部長を務めていました」「サークルの副幹事長を務めていました」などの経験をエピソードとして話されると思います。このときにはぜひ、コミュニティの規模を「〇人」と数字を使って表してみましょう。このように、何事においても、形容詞ではなく、数字を使って表現すると一気に解像度が高くなりますよ。
例「イベントの来場者数を大幅に増やすことができました」
➡「イベントの来場者数を、前年の100人から、150人に増やすことができました」
参考にしてみてくださいね!
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