2025.08.30
「模擬授業選考」について解説!
こんにちは!早稲田アカデミー人材開発部採用課の山田です。
早稲田アカデミーでは、講師職の選考内容として「模擬授業選考」を実施しています。ホワイトボードを使った授業を経験したことが無い…という方は不安に感じられるかもしれません。今回のブログでは、模擬授業選考の実施方法と留意点について解説いたします!ぜひ選考に参加する際の参考にしてみてくださいね。
模擬授業選考の実施方法
〇課題用紙を受け取る
〇課題の中から解説する問題を選ぶ
〇30分間で準備をする
〇10分程度で発表をする
以上の流れで行います。
課題用紙には、高校入試までの英数国理社5科目の問題が記載されています。その中から、解説する問題を1題ピックアップしてください。得意な科目でOKです。30分間の準備時間は、スマホや参考書をお使いいただいて問題ありません。発表時間になりましたら、ホワイトボードに板書しながら、準備した解説を10分程度で発表していただきます。解説中、選考官を生徒役に見立てて、質問を投げかけていただいても構いません。
模擬授業発表の評価ポイント
新卒採用では、解説内容の良し悪しや、授業の完成度といった部分は重視していません。
しっかりと声が出ているか(出せそうか)、堂々と振る舞えているか(振る舞えそうか)という、いわば立ち振る舞いの部分を重視しています。早稲田アカデミーでは、入社後1か月間の研修があります。インストラクターがついて授業の練習を行うという「模擬授業研修」もじっくり行いますので、未経験の方でも安心して講師職にチャレンジすることができます。
つまり、研修を通じて成長することができそうな素質があるか?が判断のポイントとなりますので、元気よく大きな声で発表できれば問題ありません。
プラスの評価につながるポイント
ポイントは大きく分けて3点です!
①生徒の方を向いた姿勢で授業ができていること
②生徒にとって理解しやすくなるような自分なりの工夫を加えていること
③生徒のモチベーションを上げられるような声掛けができていること
慣れていない頃は、ホワイトボードや手元の紙ばかりを見て話してしまうものです。生徒の方に体と顔を向けて、目を合わせながら説明することが第一のステップと言えます。これがすでに身についていたり、完全でなくても意識できていると、プラスの評価につながります!また、内容面では、淡々と問題の解説をするだけで終わらず、「覚えやすくなるコツを教える」や、「理解がしやすいように解説のポイントをまとめて板書する」といった工夫があると、なお良いですね!生徒に質問を投げかけるとき、答えられた生徒への「その通り!」「すばらしい!」などの声掛けがあるのもとても良いと思います。
いかがでしたでしょうか?少しでも皆様の参考になれば幸いです。
今当社では、実際の模擬授業選考をプレ体験していただける「1day仕事体験」コンテンツも実施しています。インストラクターからのフィードバックもしっかり行いますので、参加された皆さんは短時間でも格段に上達しています。
「教える仕事」を希望される方にはぜひおすすめしたいコンテンツです!興味のある方は是非ご参加くださいね。